採用試験を受けたきっかけは?
小学生の頃から趣味で料理をしていたこともあって、高校卒業後は調理の仕事に就きたいと思い、求人を探していたときに出会いました。歴史がある飲食店という点でも興味をひかれましたし、なにより、下処理など調理について基礎から身に付けられるところに魅力を感じましたね。
担当している仕事の内容を
教えてください
調理場は、うどんや蕎麦を茹でる「釜前」、出汁の調整や火入れをする「中台」、天ぷらを揚げる「天ぷら場」、刺身を引く「向板」と大きく4つのポジションに分かれていて、新人は釜前からスタートします。今の僕の担当は、釜前と中台、それから蕎麦打ち。美々卯では、それぞれの店舗で蕎麦を打つのですが、入社当初に「まず覚えてほしい」と教わったのが蕎麦打ちでした。
この職場の「こんなところが好き!」
という部分は?
自分から進んで手を挙げれば、何でも挑戦させてくれるところです。例えば、調理場のポジションも、「次はこれをやりたい」と申し出れば、空き時間などに少しずつ作業を覚えていき、認められれば担当を任せてもらうことができます。挑戦する人に対して、周囲が協力的なのも美々卯のいいところ。入社して3カ月の頃、白菜巻の技術を競う社内コンテストに出ることになり、休みの日も調理場に通って練習していたのですが、そのときは先輩からたくさんアドバイスをもらいました。

やりがいを感じる瞬間は
どんなときですか?
自分たちが作った料理をお客様に喜んでいただけたときです。調理場という場所は、お客様の顔が直接見えないので、忙しくなると目の前の作業に追われて、ついその存在を忘れてしまいがち。だからこそ、どんなときも焦らず丁寧に作業することを心がけています。せっかくお店へ足を運んでくださっているのだから、どのお客様にも満足いただける料理を提供したいですよね。
今後の目標を教えてください
天ぷらを揚げられるようになりたいですね。天ぷら場を受け持つのは5年以上の経験がある人が多いですが、美々卯は意欲さえあればどんどんステップアップできるので、年齢や社歴は関係ないと思っています。とはいえ、僕の実力ではまだまだ。今は自分のできることをもっと増やして、少しずつでも成長していきたいです。









